キャラクターコスメの製造・版権取得責任者のタケシです。
私たちは、1990年~キャラクター雑貨の企画と製造をするメーカー業を営んでおります。
初めは中国などの海外工場で生産を行い、大阪河内郡にある自社の流通加工部で検品や加工をすることで付加価値をつける形で、他社との差別化を図っておりました。
私たちがキャラクターコスメに取り組むきっかけとは?
2000年頃から、中国の品質が上がりはじめ、検品や加工の作業も現地で行うことが増えてきました。円高が進んだため、中国と直接取引をされる企業も多くなり、弊社の強みも薄れてきました。
2004年~東京に事務所を開設して、キャラクター版権元との取引を強化し、自社で製造販売を行う方向へと舵を切りました。2013年頃から海外からのインバウンドの増加に伴い、「ご当地グッズ」の靴下やぬいぐるみの生産を行うようになりました。
私たちがはじめて「コスメ」を製造する工場と出会ったのは、2015年のことでした。
2015年頃から海外からの観光客の増加に伴い、化粧品流通加工の仕事も増えてきました。需要を見込んで東京支社でもコスメ商材の開発を進めることになりました。
東京支社の強みは、長年キャラクター雑貨を製造したきた経験による「版権元とのパイプ」と「販路」でしたので、キャラクターを活かしたコスメの開発に取り組むことにしました。
現在「ハンドクリーム」と「オールインワンジェル」の製造を委託しているデリシアスエーシは、展示会などで、コスメを製造する工場を数十社探すなかで知り合いました。
大阪河内郡に拠点を置くユニオンシステムからお隣の富田林にあるデリシアスエーシまでは車で約10分の距離です。
同じ地域の企業であり、キャラクターコスメの話をすると、面白いということで意気投合し一緒に取り組む運びとなりました。
引用 ブリングハピネスとユニオンシステムのECサイト 私たちが「キャラクターコスメ」を製造販売するまでの道のり
モンチッチのキャラクターコスメを製造してみた
2015年当時、市場にはキャラクターコスメがほとんど流通しておらず、私たち自身も化粧品の販売実績がないため、大きなハードルに直面しました。
キャラクターの版権を取りに動きましたが、なかなか許可がおりませんでした。取引がある版権元さまからも、断られてしまうことが続き、心が折れそうになりました。
版権(はんけん)とは?
俗に、著作権や商標権などをなんとなく言い表すのに使われる。
たとえばアニメ作品の著作権を有する者(アニメ製作会社など)を「版権元」と呼んだり、アニメ雑誌が載せたアニメキャラの絵を「版権絵」、キャラクター商品は「版権グッズ」と呼んだりする。場合により、権利者が関わったことを表す公式や公認という言い方と同じような含意もある。引用 ピクシブ百科事典「版権」
版権元さんとしては、直接肌に触れる化粧品による消費とのトラブルを非常に気にしておられていました。万が一、トラブルが発生した場合は弊社の社名よりもキャラクター名が大きく報道される恐れがありイメージを大きく損なう恐れがあるためです。
スタートから約6ヶ月たった頃、私が苦労しているのを見られて、取引き先の大手玩具問屋の方が「株式会社セキグチ」さんをご紹介して下さいました。その方には今もお世話になっており、大変感謝しております。
保湿クリームの製造は国内の専門メーカーさんにお願いする前提で、版権を取得することができました。
現在キャラクターコスメを製造頂いている工場、大阪富田林市の「デリシアスエーシ」さんにお願いをして生産を行いました。完成したときの嬉しさは今でも忘れません。
オリジナル「ハンドクリーム」と「オールインワンジェル」のOEM製造を承っております。ご興味がありましたら詳しくは下記をご参照下さいませ。
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オリジナルキャラクターコスメのOEM製造
私たちユニオンシステムは、発注をされた方のご要望のデザインにて、「オールインワンジェル」「ハンドクリーム」などのキャラクターコスメをOEM製造するキャラクター雑貨メーカーです。 キャラクター雑貨の販売 ...
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