保湿クリーム製作

容器の失敗の話

キャラクターコスメの製造・版権取得責任者のtakeshiです。

今回は大きな失敗のはなしです。

当社は中国の工場と玩具・雑貨製品の委託生産を1990年より30年間取り組んでおります

キャラクターの食器など食品衛生検査の必要な商品も多数生産しておりますので、中国生産にはある程度の自信がありました。

通常は日本製の化粧品の容器は使用しておりますがそれなりに良い価格です。

ある時お客様よりチューブ入りなハンドクリームのOEM生産のご依頼がありました。

お客様のご希望でできるだけ上代価格を抑えてたいとのご依頼の為中国製の化粧品チューブの生産工場を探してサンプル依頼を行いました。

サンプル約20個を国内で検査しましたところ問題が無く、量産品を発注しました。

初めての化粧品チューブの海外生産の為、万一の不良対策として倍の数量を発注して、不良発生に備えておりました。

倍の数量を発注しても価格的には非常に安いものでした。

量産品が日本に入荷して、受け入れて検査を行いましたところ不合格となり充填に使用できないとの判断になり大変あわてました。

不合格の内容はチューブの中にほこりのような小さな黒い異物が混入しているものが多々あるとの事です。

そこで国内でクリーニング作業を行い、殺菌して再度受け入れ検査を受けましたが同じ理由で不合格となってしまいました。

この結果に途方に暮れましたが、解決方法がなく力つきて全数廃棄して、国内製のチューブを発注することにしました。

納期は60日遅れる事になりましたが、お客様に経過を丁寧にご説明してなんとかご理解を頂き乗り越える事ができました。

その後 いろいろ原因を調べて私なりにわかったことは発注した中国工場は下請け工場でチューブは生産しますが、その後のクリーニングなどの最終工程はその工場のお客様の容器メーカーが行うとの事でした。

その為 チューブの品質は良いのですが、クリーニング、検品、梱包に特別なノウハウがある事があるようです。

商品の物理的な品質だけでなく、化粧品容器の品質安定の特別なノウハウの重要性が身に染みました。

その後は日本製の容器にこだわって使用しております。

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Takeshi

Takeshi

1990年〜ぬいぐるみ雑貨メーカーでキャラクター商品の企画・製造に従事。2004年〜株式会社ユニオンシステムの東京事務所開設に伴い大阪より東京へ移住する。2014年~株式会社サカモト様からのご依頼で、ドラえもんのご当地靴下「どこでもドラえもん」の製造を開始。以来、ご当地グッズとしての靴下製造を多く手掛ける。靴下の製造がきっかけで合同会社ブリングハピネスと知り合い、2017年~業務提携。2015年〜株式会社セキグチさんの「モンチッチ」の版権を取得し、キャラクター保湿クリームのビジネスをスタート。東京は住みにくいと思っていたが、とても気に入っている。テディベアの歴史とストーリーに詳しい。

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